ユンギボの映画日記

ユンギボ(@yungibo)によるあらすじ紹介、ネタバレなしのレビュー、解説・考察をお届け‼

名優ケビン・コスナー主演の大赤字SF映画『ウォーター・ワールド』(#48)

『ウォーター・ワールド』地球上の島々が水没。ディストピア世界を舞台にした海洋版「マッドマックス」といったSF映画。水中をハイスピードで泳げるミュータントで“ならず者”の主人公。ギャング団“スモーカー”から、背中にイレズミの入った娘と、その母親代…

全く気が抜けない賞金稼ぎたちの珍道中西部劇『続・夕陽のガンマン』(#47)

『続・夕陽のガンマン』「続」と言いつつ、『夕陽のガンマン』の続編ではない『続・夕陽のガンマン』。アメリカ開拓時代の西部を舞台に、3人の賞金稼ぎを描いた本作。重厚かつ壮大で、178分という大作にも関わらず、マカロニ・ウエスタン。マカロニ・ウエス…

『タイタニック』ヒット後のディカプリオが選んだ異色のロード・ムービー『ザ・ビーチ』(#46)

本作は、『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞8部門を受賞したダニー・ボイル監督の2000年の作品。当時は、『トレインスポッティング』がヒット。ユアン・マクレガーとキャメロン・ディアス共演の『普通じゃない』でハリウッド進出。『タイタニック』…

実録・銀行強盗立て籠もり事件を映画化『狼たちの午後』(#45)

実際に起こった銀行立て籠もり事件を超リアル路線で描いた本作。この銀行強盗の立て籠もり事件は、発生当日、とても話題になった事件です。監督は社会派のリアル思考のシドニー・ルメット監督。主演は言わずもがなな名優アル・パチーノ。まさに最強タッグ!…

警官に狙われた警官による汚職ポリス映画『セルピコ』(#44)

『セルピコ』冒頭から、唐突に銃で撃たれた主人公が病院へ運ばれていくシーンで幕開け。 その報告を受けた警官たちも「とうとう、やられたか」みたいな神妙なムード。それは、主人公のセルピコが警官仲間たちに嫌われまくってるからなんです。音楽も無し。静…

ワンちゃん冒険活劇映画『野生の呼び声』(#43)

犬派、ワンちゃん好きに朗報です。今回は、チャーミングな大型犬が旅をする冒険活劇映画『野生の呼び声』をご紹介。19世紀。アメリカの大きな屋敷で飼われ、ワガママ放題で育った大型犬のバックくん。所が誘拐されて、カナダへ。郵便配達のそり犬の一匹とし…

第二次大戦で原爆を運んだ米軍の船の実録映画『パシフィック・ウォー』(#42)

広島、長崎へ落とされた原爆を運んだ“インディアナポリスの悲劇”を描いた実録戦争映画。第二次世界大戦の末期。巡洋艦インディアナポリスに極秘任務が下ります。それは、日本軍の潜水艦がウヨウヨいる海域を抜けて、謎の積み荷を届ける特別ミッション。 人命…

木村拓哉が海外作へ初進出も大コケした問題作『2046』(#41)

『2046』ポスター木村拓哉を始め、アジアのスターたちが集結!! 何度も撮影中断し、5年の歳月をかけて完成された大作映画『2046』。……なんですが、悪評な上に大コケ!! 今回、久々に再観賞して、評判の悪い理由や監督のメチャクチャな演出方法が…

隣同士の夫婦が不倫する香港ロマンス映画『花様年華』(#40)

ボクがウォン・カーウァイの映画の中で一番、好きな映画です。久々の再観賞です。舞台は1960年代の香港。同じ日に隣同士の部屋へ引っ越して来た二組の夫婦。やたら家を留守にする夫を持つ妻。帰りが遅い事の多い妻の夫。お互いの夫と妻の持ち物から、不倫し…

殺人ミッドナイトツアー映画『コラテラル』(#39)

久々に『コラテラル』を再観賞。半年に1回くらい観る好きな映画です。『ヒート』や『パブリック・エネミーズ』などのマイケル・マン監督によるスリラーアクション映画。夢の為、毎夜、コツコツ働く潔癖症のタクシー運転手。そこへ乗って来たのが凄腕の殺し…

“難解すぎる”押井守監督が干された『天使のたまご』(#38)

今さら『天使のたまご』を観賞。本作は、1985年製作された押井守 監督のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)作品。押井守 監督作品が好きなボクですが、“難解”という前評判に尻込みしてました。ちなみに、押井監督は、『ダロス』で世界で初めてOVA作品を作っ…

福島原発事故の実録映画『Fukushima 50』(#37)

まだまだ記憶に新し過ぎる東日本大震災の福島原発事故を早々に映画化。まだ体験・記憶が消えやらない中での“あの日”、福島原発の中では、どのような事が起きていたのか?スタートと同時に巨大な揺れ。割れる海中の断層。崩れる原子力発電所の建物。状況を把…

全世界のカメラで監視される個人情報シカト世界『AI崩壊』(#36)

どーにもそそられないタイトルから、観てなかったものの、一度は信じた入江悠 監督の新作だと奮い立たせての観賞。なもんで、イメージ激悪からのスタートだったので、「思ったより楽しめた」な印象。舞台は、近未来の日本。人工知能(AI)“のぞみ”が、医療…

スターダムへ返り咲いた人気女優と冴えない男のラスト『ガラスの知恵の輪』第六話(#35)

東京へ戻り、冴えない日常生活を送るハチ。一方、ユカは新作映画『さらば純情』に出演。賞を受賞した事がキッカケで一躍、スターダムへ返り咲き。一方、芸能レポーターの妻が新たなマスコミの餌食になり、ハチの中では以前のユカとオーバーラップ。ショーケ…

まさかの衝撃展開『ガラスの知恵の輪』第五話(#34)

小樽のハチの実家に身を寄せるユカ。痴呆症で、受けてもない注文を一生懸命にこなしていく父。そんな、どうしたら良いのか解らない父と楽しそうに談笑しているユカ。妙にアットホームな空気が漂う。そんな空気をブチ壊すマスコミ。突然、押し寄せて来て、父…

ショーケンのパロディシーンに爆笑『ガラスの知恵の輪』第四話(#33)

主人公ハチは、ヒロイン=ユカが隠れている友人の家へ。久々の再会。ユカの言伝を熱愛が報道された相手の男優の入院する病院へ届ける事に。石原裕次郎からの代理のフリをして、病院へ潜り込むシーン。花束を渡すショーケンの口から「あっ、これボスからです…

スキャンダラス女優、逃亡『ガラスの知恵の輪』第三話(#32)

ヒロインの人気女優ユカの兄貴がヤクザと判明。主人公ハチの部屋へ泊り込んでいた兄貴。その記事の載った新聞を兄貴が読んでしまう。 ゲイだと解ってる上に、ハチへ朝ご飯を作ってくれるのが怖いし、ショーケンの怯えようが笑えます。コミカルシーンは、ここ…

ヤクザの兄貴と人気女優の妹『ガラスの知恵の輪』第二話(#31)

前話で連絡先を交換した主人公ハチとヒロインの女優ユカ。ユカが忘れて行ったカバンを届けた所から、ハチはメッセンジャー役を買って出る事に。 熱愛相手の男優へ手紙を届け、逆にユカへの言伝を受けて。さらに、ユカにはムショ帰りの兄貴がいると判明。その…

しがないピエロが有名女優に急接近ドラマ『ガラスの知恵の輪』第一話(#30)

TBSチャンネルで再放送されてたドラマ『ガラスの知恵の輪』を観賞。萩原健一 主演、倉本聰 脚本の豪華タッグが、本ドラマ。街で客寄せピエロの仕事をしている主人公ハチ。そんな中で、記者をやっている友人の子供が病気に。金銭的に厳しいという相談を受けて…

カラスの力で蘇った不死身の男『クロウ/飛翔伝説』(#29)

ザ・シネマにて【木曜洋画劇場版】(テレビ東京)観賞。ハロウィンの夜。恋人と共に、チンピラたちに殺された主人公。1年後、カラスの力によって蘇り、不死身の力をもって、復讐を果たしていくカルト・ムービー。 もう、このストーリー説明だけで、突っ込み…

意味不明? 隠された名作ホラー『ザ・センダー/恐怖の幻想人間』(#28)

東映ホラーチックなサブタイトルに惹かれて観賞。B級ホラーかと思ったら(実際にそうなんですけど)、画作りが雰囲気タップリで意外に楽しめました。精神科へ運ばれて来た名前の解らない患者。仮にジョン・ドゥ(日本で言う所の“名無しの権兵衛”的な意味)…

ゾンビより恐ろしいのは人間という答えホラー『死霊のえじき』(#27)

Makuakeでのクラウドファンディングにて《配役交換》版の日本語吹替えは観賞していたのですが、今回、やっとソフト版の吹き替え版で再観賞。世界中にゾンビが満ち溢れた世界。生き残った数少ない人間たち。地下のシェルターで細々と生活している軍人や科学者…

臨死体験で戻って来たのは死んだ奥さんだったホラー映画『トゥ・ヘル』(#26)

高速道路のマーケットを訪れた主人公ニコラス・ケイジ。トイレで首を締められている女性を救出。所が、何故か女性は逆ギレしてきます。そんなタイミングで電話に出ます。そこから「娘の意識が戻った」と病院へ急行。解りにくいので説明します。彼女は過去に…

大した事ないけど、たまに観たくなる映画第二弾『メジャーリーグ2』(#25)

前作で優勝までいった主人公チーム。時間が経ってヘッポコへ逆戻り……という設定。「そんな事ある?」という疑問はこの段階で捨てて下さい。一応、前作とは違った方向でポンコツ化した主人公たち。チャーリー・シーンはヤンキーを卒業。実業家風にイメチェン…

ザ・シネマさんって神?『ハドソン川の奇跡』【ザ・シネマ新録吹替え版】(#24)

冒頭から明らかに同時多発テロを意識した飛行機の墜落シーン。サラリと興味をカツアゲ。事件の概要は伝えつつも詳細はまだ先。 墜落を無逃れ、乗客を救い、アメリカのヒーローになった機長が主人公。周りから崇められながらも、自分にミスがあったのではない…

トム・ハンクスは名作の保証?『アポロ13』(#23)

本作の主人公を演じるのは、トム・ハンクス。公開時のポスターを観ると、当時、どれだけ人気があったのかが解りますね。『めぐり逢えたら』、『フィラデルフィア』、『フォレスト・ガンプ』と、トム・ハンクスが出ている事が名作の条件だった時代がありまし…

傭兵教師VSチンピラ生徒たちの麻薬戦争『野獣教師』(#22)

『野獣教師』(#22)第一線で活躍していた傭兵の主人公。しかし、時代は移り変わり仕事を失くしていきます。 教師をしているヒロインと再会。職場の高校で不良グループに襲われ、怪我をしてしまうのを知ります。 そこで、一肌脱ぐぞと裏社会フレンドに裏工…

キングとロメロの悪ノリ見世物ショー映画『クリープショー』(#21)

オムニバス形式ながら、全作品にジョージ・A・ロメロ監督印で安心して観れる『クリープショー』(#21)。そもそも、どの話も原作者のスティーヴン・キングの思いつきみたいな話がいちいちB級テイストとマッチ。ホラーなのに、コミック感覚な作風が楽しく…

大した映画じゃないけど、たまに観たくなる『メジャーリーグ』(#20)

定期的に観たくなる全然、名作じゃない映画『メジャーリーグ』を観賞。ボンクラ野球チームが勝ち上がっていく……という、よくあるサクセスストーリー。なんですけど、そのノーテンキな設定やケレン味しかない演出、細かい事を気にしない辺りがメチャクチャ楽…

ずっと不穏なホラー映画『エクソシスト』[ディレクターズ・カット版](#19)

冒頭から、とにかく不穏。不気味な音楽&灰色の世界。何が起きているか解らないけど、いつ何が起きてもおかしくない重苦しい演出。時間が経っても、どんなに進んでも、ストーリーは一向に進展しません。最恐の雰囲気映画。リーガンの家での怪現象。カラス神…