ユンギボの映画日記

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【演劇】疎開サロン『牡丹灯篭 お札はがし』

疎開サロン『牡丹燈篭 お札はがし』を9月25日(日)に上野桜木・市田邸にて観劇して来ました。

古い日本家屋を会場に会談の公演というのは味わい深いです。

5畳ほどの部屋を二間つなげた形にして座椅子と丸イスを置き、客席に見立てているんです。そこから、廊下と室内の一部、庭がステージという変わったステージ。それはインパクトのあるものでしたが、本番が始まり、もうそれ以上にインパクトのある事は起きないくらい退屈な劇でした。その代り、噛みまくる役者陣と蛇足演出のオンパレード。
中でも、手作りの小さな襖にマジックミラーを取り付け、わざわざ芝居をしている役者の前に持ってくる演出が蛇足でした。わざわざ、芝居している役者さんの前に小さな襖を持ってる人がいるというシュールな画。
挙げ句、クライマックスの芝居場では幽霊が琵琶を弾いているという演出で笑い(しかも、ほぼ失笑)が起きる程スベリ倒しっぷり。まぁ、クライマックスでは、お神輿に幽霊が乗って現れる等、派手さがあるので良いですが、中盤はホントに眠かった。

演出家のドヤ顔が垣間見えるオナニー演劇を見せられ、これで3,500円も取られたのが腹立たしい。

牡丹燈篭 お札はがし』
☆☆☆☆☆
星0