『スプリット』を観賞。
まず監禁犯役のジェームズ・マカヴォイの多重人格芝居! 怖いです! 近づきたくない!
冒頭から早々に主人公の女子大生たちを拉致監禁。ひたすらマカヴ ォイの多重人格芝居。しかも、性別も年齢もバラバラ。 しかも各人格を服装やメイクなどに頼らず演じ分けるんですよ。凄 いですよねー。 そんなアッパラパーな人格たちとの会話に出てくる謎のヤバそうな 人格=「ビースト」。 あくまでも人格なので姿こそ出さないものの、 みんな怯えてるんですよ! どんだけヤバい奴なんだよと!
同時進行で監禁されたオネーちゃんたちが脱出を試みるサスペンス 要素のオプション追加。 もう先のストーリー展開が全く読めないんです。まぁ、 ナナメ上に着地していくのですが。
ただ、あまりにも地下室での話が長いの、ちょっと飽きました。 シャマランの次回作に期待です!
でも、 お芝居好きな方はマカヴォイの芝居を観るだけでも楽しいと思いま すね!
今作のシャマラン監督へのインタビューによると、「 僕は脚本を戯曲のように扱いたいので、 セリフを変えないように要求したんだ。」との事。それに対して「 彼のセリフは脚本通りなんだけど、 表情や体でアドリブを加えているんだ」そーな。
パンフは良くも悪くも普通でした。
★★☆☆☆