ユンギボの映画日記

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4/13『娼年』

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娼年』を観賞。

爽やかイケメン俳優=松坂桃李くんが男の娼婦になるというインパクト大な作品。

たまたま知り合ったマダムが男の子の売春クラブを経営しており、説明なしの強制スカウト。試験セックスにチャレンジ。女性やセックスをナメまくってた主人公はギリギリ合格。そこから女性とセックス探究の日々が始まる。……って、ストーリーは色んなお姉さんたちが主人公を求めてイクというシンプル・ライン。

そんな事より、濡れ場のシーンがとにかく細かい!! もう、それだけの映画といった感じ。大事な部分が見えてないだけで、セックスの工程ははっきり解るレベル。もはや、AV!!

それをCM出身のカメラマンが撮影を担当した事により、シャレオツ映像でカスタマイズ! 下品にならない配慮は抜群。

監督は『ボーイズ・オン・ザ・ラン』や『愛の渦』などで映画監督も手掛け、劇団ポツドールで作・演出している三浦大輔石田衣良の原作を演劇畑の濃厚な演出で大人の悲喜交々を描ききってます。

クライマックスの賛否が分かれそうなヤリすぎ映像演出は、逆にダサいので止めてほしかった派です。

石田衣良の原作本を演劇界で人気の三浦大輔が描くシャレオツ・AV映画という女性へターゲットを絞った企画は大成功だと思います。


娼年
★★☆☆☆
2つ星