ユンギボの日記

ネタバレなしの映画感想レビュー日記。映画に詳しくない人でも、分かりやすく作品の魅力をお届けする事を意識しています。

2人のウィル・スミスがダブル主演⁈ 『ジェミニマン』のネタバレなしレビュー

ジェミニマン』を観賞してきたので、レビューを。

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013331j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

「ウィル・スミスとウィル・スミスのダブル主演」「今のウィル・スミスと若いウィル・スミス」など、公開前から話題になっていた本作。SNSなどでも、うざいくらい広告が出ていたので、タイトルくらいなら、知ってる方も多いかもしれません。もはや説明不要のハリウッドスターであるウィル・スミスが2人でできます。それが、今のウィル・スミスと20代の若いウィル・スミスなんです。リメイク版『ベスト・キッド』に子役で出ていて『アフター・アース』で親子共演していたウィルスミスの息子=ジェイデン・スミスではないですよ!! じゃあ、どうやって?と思いますよね。なんと、特殊メイクなどではなく、フルCGなんです!! その件に関しては、また後程、説明します。

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013402j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

本作の挑戦は、それだけではないんです!!、本作は、3DHR(ハイフレームレート)で撮影されているんです。これまた何のこっちゃですよね?!
そこら辺の内容も踏まえつつ、本作の魅力を撮影秘話も含め、説明していきます。

 

あらすじ・物語・ストーリー(ネタバレなし)

史上最強とうたわれる裏仕事の凄腕エージェント=ヘンリー。しかし、歳には勝てず、年齢的な衰えを理由に引退を決意。そんな最中、最後の仕事と、政府に依頼されたミッションを遂行中、何者が襲撃。神出鬼没な謎の襲撃者に追われる羽目に。仲間たちも殺され、生き残った親友とアメリカ国防情報局の捜査官ダニーに協力要請。

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013430j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

謎の追跡者は、秘密裏に作られた若い頃のヘンリーのクローン=ジュニアだったのです!! その裏には、政府を揺るがす巨大な陰謀が!! 果たして、ヘンリーはジュニアに勝てるのか?! 秘密の陰謀とは?!

 

無料予告編動画


『ジェミニマン』本予告

 

キャスト・スタッフ

ウィル・スミス

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013459j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

もう説明した通り、主演はハリウッドスターのウィル・スミス。今まで「バッドボーイズ」シリーズや「メン・イン・ブラック」シリーズ、『インデペンデンス・デイ』、最近でもDC映画『スーサイド・スクワット』でもアクションをこなしてきたウィル。そんなウィルも、もう50代に突入。それでも、キッレキレのアクションを披露!! 
本作のアン・リー監督は中盤で展開するバイクアクションを"カンフー"ならぬ"バイフー(Bike-Fu)"と表現。

ウィルは、「オレはヘンリーのシーンを演じており、ジュニアはスタントマンがやった」と言ってましたけど、あのシーン、バイクスタント、自分でやってるんかい!!と突っ込みたくなる素晴らしさでした!!

もう現役感バリバリで、逆に引退を考えているようには見えないのが、ご愛嬌!!
クローン役も含めた不思議な一人二役にチャレンジ。

 

メアリー・エリザベス・ウィンスレット

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013546j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ヘンリーと共に行動するダニー役には、『遊星からの物体X ファーストコンタクト』や『10 クローバーフィールド・レーン』のメアリー・エリザベス・ウィンスレット。『ダイ・ハード4.0』では、ブルース・ウィリスの娘役を演じ、クエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ in グラインドハウス』にも出演、『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』ではヒロイン役。微妙なステップアップを見せるエリザベス・ウィンスレットですが、新作はウィル・スミスも出演していた『スーサイド・スクワット』の続編『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』。『スーサイド・スクワット』が失敗作だっただけに不安もありますが、売れてほしいですね。

 

アン・リー監督

本作の監督は、台湾出身のアン・リーアメリカで映画制作を学び、在学中から数々の賞を受賞。監督デビューは、台湾とアメリカの合作映画『推手』。その後、2000年のアクション史劇『グリーン・デスティニー』でアカデミー外国語映画賞など4月部門を受賞。ワイヤーアクション満載で描かれる映像美で、一躍ハリウッドでも大注目株へ。2003年のハリウッドデビュー作『ハルク』で、全米で1億ドルを超えるヒットを記録。2005年には『ブロークバック・マウンテン』でアジア人初のアカデミー監督賞を受賞。2012年、ブッカー賞受賞作を映画化した『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』で、2度目のアカデミー監督賞を受賞。まさにアクション性とドラマ性をドッキングしたような経歴の持ち主でもあるんです!!

本作の撮影中、アンリー監督は、主人公の若い頃(のクローン)を演じるウィルに、20代頃のウィルの出演作の映像を見せて、「ね? ヘタだろ? こうやって!!」と独特なダメ出しを連発。ウィル曰く、「20代の僕は最悪だよ(笑)。30代なら、まあいいかな。」との事。Blu-rayやDVDのソフト化の際は、是非とも、そういう話をしているシーンの入ったメイキングも観てみたいですね!!

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013715j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
製作:ジェリー・ブラッカイマー

製作には、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなど、ハリウッドきっての名プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー。「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズや「トップガン」シリーズ、『コン・エアー』や『アルマゲドン』と、生み出したヒット作を上げ出したらキリがない大物プロデューサーです。

本作は、ジェリー・ブラッカイマーが20年近く温めていた企画。まさに満を持しての映画化なんですね!!

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013753j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
脚本

豪華なメンバーの揃った本作で脚本家陣も凄いんです。『ゲーム・オブ・スローンズ』により数々のプライムタイム・エミー賞を受賞しているデイヴィッド・ベニオフ 。映画監督として、ヘイデン・クリステンセンの『ニュースの天才』やニコール・キッドマンの『シークレット・アイズ』を監督(脚本も兼任)しているビリー・レイ。実力者を揃えています。

 

解説・概要

昨今、4DXやXスクリーン、iMAX、ドルビーシネマ、爆音上映などなど映画館の上映スタイルや映像技術もあの手この手で進化してきます。冒頭にもお伝えした通り、本作は、3DHFR(ハイフレームレート)の特殊なカメラで撮影されています。今までの一般的な映画は毎秒24フレームの連続した写真を投影した映像なんです。それに比べて、本作は、毎秒120フレーム(120fps)!! しかも、画質はハイビジョンの4倍の解像度を誇る4K撮影。さらに3D!! もはや映像技術の全部乗せ状態。顔の毛穴まで見える質感が超リアル!! 超映画なんです!!

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013609j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

制作費は1億3,800万ドル!! 日本円で、なんと約151億円ですよ!! これ、絶対に赤字じゃないですか?! やっぱりアメリカの金の掛け方、凄いです!!

これは、是非、映画館で実際に味わってもらわないと解らないかもしれません!!

 

吹き替え版

まぁ、情報量の多い本作ですが、日本限定の楽しみ方も!! それが日本語吹替版なんです!! なんと、現在のウィル・スミスを「メン・イン・ブラック」シリーズや『幸せのちから』、『ハンコック』で担当した江原正士さん。若い方のウィル・スミスを『インデペンデンス・デイ』や『アラジン』のジーニーなどを担当した山寺宏一さん。それぞれウィル・スミスFIX声優さんが演じているんです!! ちなみに、『アイ・アム・レジェンド』では、ソフト版を江原さん、テレビ版を山寺さんが担当しています。確かに、どちらのイメージもありますね。

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013627j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

英語で観たい(聞きたい)字幕派の人もいると思うので無理には薦めませんが、江原正士さんや山寺宏一さんレベルの声優さんが共演する機会もレアなので、本作は吹替え版もチェックして頂きたいです!!

 

考察・評価・感想

マーベルのアメコミ映画『ミス・マーベル』などで、若い頃のサミュエル・L・ジャクソンが出てきて、ビックリしたのも記憶に新しいと思います。今度、ネットフリックスでも配信される『イングリッシュマン』も若いデ・ニーロが出てきて、ビックリさせられました。

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013645j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

本作の若いウィル・スミスはフルCG。ウィルスミスが演技をして、そのデータを入力。そのデータを元に肌から表情からフルCGで作り出したとの事。ウィル自信、この事について、「『ライオン・キング』のライオンと一緒」だと例えています。
本作のアン・リー監督は、以前トラと少年が小舟で旅する映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』という映画を作っています。その作品に登場するトラもフルCGでした。今回は若いウィル・スミスを作り出した訳ですね。
そんなこんなありまして、まとめとしましては、映画自体のクオリティにプラスして、ハイ・フレーム・レートの映像や吹替え版など、劇場で楽しんで欲しい要素がてんこ盛りなんです。

ムビチケなど前売りチケット情報やパンフなどのグッズ情報、上映期間や上映映画館は公式サイトやTwitterをご確認ください!!

f:id:stanley-chaplin-gibo:20191130013827j:plain

(C)2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

原題:Gemini Man
監督:アン・リー(『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
製作:ジェリー・ブラッカイマー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)
出演:ウィル・スミス、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、クライブ・オーウェンベネディクト・ウォン
全米公開日:2019年10月11日
上映時間:117分
配給:東和ピクチャーズ
公式HP:geminiman.jp
公式Twitter:GeminiMan_JP
公式Facebook:GeminiMan.jp
公式Instagram:geminiman_jp
© 2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.