中島貞夫によるオールスター映画。オムニバス形式といいながら、バランス鬼悪いです。むしろ、オマケの短編が付いてる感じです。
名脚本家の笠原和夫と中島貞夫監督によるボリューミーな脚本。圧倒的なナレーション量により力技で進めていきます。
若き革命家を演じる田宮二郎と、本作出演の為、レギュラーのドラマ「キイハンター」を休んで挑んだ千葉真一。リアリティあるドキュメントタッチで描いてみせる本作。
『仁義なき戦い』シリーズのしゅう色の血とは違い、こちらは、真っ赤な鮮血が印象的。
暗殺という題材に、その時代毎の権力者たちへの批判も込められています。
星3つ
★★★☆☆