皆さん、覚えてますか？
ジャッキー・チェンのハリウッド映画『WHO AM I?』。当時、『レッド・ブロンクス』や『ナイスガイ』などでハリウッド進出していたボクらのヒーロー＝ジャッキー・チェン。世界を相手に活躍する姿にワクワクしてました！！
そんな中、アクション思考寄りの作品が続く中、コミカル思考寄りの本作にテンション爆上がりしてた事を思い出します。
冒頭のプレ・アクションから特殊部隊の謎の任務。そんな映像の説明はないまま、記憶喪失になったジャッキーのお話に。
アフリカの原住民に森で発見された傷だらけのジャッキー。怪我は治っても記憶は戻らず。
そんな中、ラリー大会でアクシデントに見舞われた兄妹チームをアシスト。同行して優勝した事から自分探しの旅へ。
自分の素性を調べていく内に見え隠れ暗躍していくＣＩＡたち。解りやすい悪役に説明は不要。
記憶はないのに体が自然とフルファイトなジャッキー。細かい事は考えず、次々とボコボコにしていきます。特にクライマックスでの高層ビルの上での派手なアクション……っていうか、延々の殴り合い！！ シンプルながら、ついつい見入ってしまうのがジャッキー・アクション！！ 香港映画らしい、やり過ぎ演出＆芝居。ここぞ！！という時は、エモーショナルにスローモーション多用。もはや、これらのお約束さえも落ち着く。
徐々にフラッシュバックしていくジャッキーの記憶。ミステリー要素も踏まえつつ、全体像が明らかになっていきます。
まぁ、ジャッキー・チェンが記憶喪失になって暴れる……というプロットだけで最高すぎるんですが。
今回、テレ朝版の吹替えで観賞したんですが、やっぱりジャッキーの声＝石丸博也さんの声を聞くと一気に子供時代までタイムスリップさせてくれるのが素晴らしいですね！！ こんな「ジャッキー世代で良かったぁ〜」と思える事はありません。最高です！！
星４つ
★★★★☆
