冒頭から、とにかく不穏。不気味な音楽&灰色の世界。何が起きているか解らないけど、いつ何が起きてもおかしくない重苦しい演出。
時間が経っても、どんなに進んでも、ストーリーは一向に進展しません。最恐の雰囲気映画。
リーガンの家での怪現象。カラス神父の信仰心を失いかけてるタイミングでの母親の病状の悪化。メリル神父が悪魔パズスの石像を発見。この三つのバラバラのエピソードが同時進行。
全くとっつきにくい内容ながら、ウィリアム・フリードキン監督による鬱で重厚な演出力により、見れてしまいます。
老けメイクを施されたマックス・フォン・シドーのおじいちゃん芝居が絶品。
星4つ
★★★★☆