ユンギボの映画日記

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傭兵教師VSチンピラ生徒たちの麻薬戦争『野獣教師』(#22)

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『野獣教師』(#22)

第一線で活躍していた傭兵の主人公。しかし、時代は移り変わり仕事を失くしていきます。
教師をしているヒロインと再会。職場の高校で不良グループに襲われ、怪我をしてしまうのを知ります。
そこで、一肌脱ぐぞと裏社会フレンドに裏工作依頼。見事、職歴詐称し、教師として赴任。ヤンキーばかりのクラスを受け持つ事に。
ヤンキーどころかチンピラレベルの悪ガキ生徒たちと、ベテラン傭兵教師によるグレートティーチャー映画。

主人公の傭兵教師を演じるのは、名作戦争映画『プラトーン』でベテラン兵士を演じていたトム・ベレンジャー。なもんで、勿論、どんなチンピラ生徒たちが来ても圧勝。それどころか、本音満載の破天荒な授業で生徒たちのハートをキャッチ。異色学園モノへ。

中盤から、元警官の校長がチンピラ生徒たちを使い、校内で麻薬ビジネスに精を出していたというトンデモ展開が発生。デカいんだか狭いんだか解らないスケール感でお届け。

今回はフジテレビ版の日本語吹き替えで観賞。トム・ベレンジャーの吹き替えは、羽佐間道夫。好感と激シブを安定供給。敵のラスボス=アーニー・ハドソンを強面に吹き替えるのは内海賢二。ゴールデン洋画を思い出させます。

クライマックスは傭兵仲間を召集。校内マフィアたちを次々と倒していくスクール・ウォーズへ発展。銃撃戦アクションのつるべ落としで、もはや潔いくらいの別映画状態。そんかアホさ加減、嫌いになれません。

星3つ
★★★☆☆
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