ユンギボの映画日記

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ジム・キャリーのノンストップ爆笑コメディ『ジム・キャリーのエースにおまかせ!』(#77)

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ソフト版タイトル『エース・ベンチュラ2/ジム・キャリーのエースにおまかせ!』。

1994年に公開された『エース・ベンチュラ』の続編。とは言え、ご安心ください。前作を観てなくても、ストーリー的な繋がりは激薄なので、全く問題なし。
前作でもハイテンション芝居のみで映画一本分を駆け巡ったジム・キャリー。本作でも……というか、前作以上にハイテンション!!

主人公はペット専門の動物探偵ベンチュラ。冒頭から『ミッション・インポッシブル』や「007」シリーズのように、アライグマ一匹を助ける為、切りだった山を登るプレアクションシーン。
しかし、アライグマを助けられなかった事が原因で出家。高い山の上にある寺院で修業中。そこへ“伝説の白いコウモリ”の探索を依頼されます。

今回はアフリカが舞台。つまり、“ベンチュラはアフリカへ行く”なんです。密猟者たちや先住民族を相手に大暴れ!! 行き過ぎた行動と破天荒な発想。周りを巻き込んだ事件の捜査。

寺院から出ていくベンチュラに大喜びの修行僧たちから大爆笑。飛行機の中でも“迷惑な客”以外の何者でもないベンチュラ。いちいち車を大破させる駐車。大使館でのパーティではイカれた行動を連発。金持ちを毛皮のマフラー代わりに首に巻く奇行。どこから手に入れたんだかロボット・シマウマからの異様な脱出シーンに抱腹絶倒。麻酔矢に刺されてからのジム・キャリーのやり過ぎ芝居は絶品!! 先住民族の力自慢や襲ってきたワニなど、様々な相手と爆笑の格闘戦!!
大して意味は無いけど、とにかく笑えるシーンをテンポ良く繰り出し、1秒たりとて落ち着かないんです!!

前作に続き、ジム・キャリーの吹替えを担当するのは、江原正士さん。ジム・キャリー同様、早口なセリフを流暢に披露。アドリブのような呟きセリフで笑いもゲット!!
とてもトム・ハンクスと同じ声とは思えません!!

星4つ
★★★★☆