ユンギボの映画日記

ユンギボ(@yungibo)によるあらすじ紹介、ネタバレなしのレビュー、解説・考察をお届け‼

2018-01-01から1年間の記事一覧

『アメリカン・アサシン』

『アメリカン・アサシン』を観賞。冒頭からビーチで恋人にプロポーズ。満面の笑みの元、OKをもらい、死亡フラグが立った瞬間、機関銃をそこら中に撃ちまくるオジさんたちが出現。イスラム過激派の乱暴な無差別テロにより、フィアンセになりたてホヤホヤの恋…

【観劇】『虹のかけら ~もうひとりのジュディ』

スパイラルホールにて、Keiko Toda 60years Anniversary『虹のかけら ~もうひとりのジュディ』を観劇。本作は戸田恵子の60歳を祝い、盟友=三谷幸喜が構成・演出を手掛けた一人芝居。本作は、映画『オズの魔法使』のドロシー役でアイドル的人気を博したミュ…

『世界でいちばん長い写真』

『世界でいちばん長い写真』を観賞。消極的な少年がパノラマ写真機を通して、様々な人々と関わり、成長していく一夏の思い出=童貞映画!この映画、主人公の従姉の結婚式のシーンから始まるんです。主人公と従姉の会話から回想シーンになって、結婚のキッカ…

『馬の骨』

『馬の骨』を観賞。夢破れ自分を見失ったおっさんと地下アイドルからシンガー・ソングライターを目指す女の子のロッキー系ヒューマン・ドラマ。そもそも、元祖オーディション番組「イカ天」で審査員特別賞をもらったロックバンドの名前が「馬の骨」なんです…

『ニンジャバットマン』

『ニンジャバットマン』を観賞。ワーナー・ブラザースによるDCフランチャイズにより、クールジャパンとバットマンが奇跡のコラボ。集められたメンツが凄いんです。アニメ版『ジョジ』のポップなOPを手がけた制作会社「神風動画」の水崎淳平が監督。『アフロ…

『ランペイジ 巨獣大乱闘』

『ランペイジ 巨獣大乱闘』を観賞。怪獣映画ファンと巨大生物ファンと両方のファンのハートをカツアゲする巨大生物のプロレス映画。去年、公開された『キングコング 髑髏島の巨神』はモンスターバースというシリーズで、今後、『GODZILLA ゴジラ』のゴジラと…

『兄友』

『兄友』を観賞。少女マンガを実写化した学園ラブ・コメ。先月まで放映されていたドラマ版は主人公の2人が付き合い始めて以降のエピソード。本作はその前談。そう、この2人、本作の序盤で普通に付き合っちゃうんですよ! えっ?! 普通、ラブコメって、2…

『ばあちゃんロード』

『ばあちゃんロード』を観賞。映画美学校のプロットコンペティションで最優秀賞を受賞したプロットを元に製作されたのが本作。主人公は結婚が決まったヒロイン。その事を疎遠になっている祖母へ報告に行くと、歩けなくなって、施設で気弱な偏屈ばあちゃんに…

『四月の永い夢』

『四月の永い夢』を観賞。恋人を亡くした主人公の日常を静か&丹念に描いた、いかにもインディーズな邦画。冒頭から、かなり丁寧に主人公の女性の日常が描かれていくんです。すごーく丁寧に一つ一つの事柄が描かれていく。定食屋でのバイト。図書館へ行った…

『孤狼の血』

『孤狼の血』を観賞。これは久々に楽しめるヤクザ映画です!!警察とヤクザの癒着モノというフォーマットを取りながら、話は二転三転のスリリングなサスペンス。豪華キャストな上、警察とヤクザの間で生きるしかなくなった男の生き様を見せつける傑作でした…

5/3『犯罪都市』

『犯罪都市』を観賞。警察組織VSヤクザ組織の抗争というレトロな物語を肉弾戦メインで描いた韓国発のアクション痛快サスペンス映画が日本到着!本作の魅力はなんと言っても主演のマ・ドンソク! レスラーのような巨体と眩しそうな眼差し。本作でドンソクが演…

5/3『タクシー運転手 約束は海を越えて』

『タクシー運転手 約束は海を越えて』を観賞。今年、ボクのトップ10に入るであろう傑作を見つけて来ました!舞台は1980年。主人公は韓国のソウルで働く小市民のタクシー運転手。この愛すべきお調子者なキャラを名優ソン・ガンホが寅さんの渥美清風味のひょう…

5/1『勝手にふるえてろ』

『勝手にふるえてろ』を観賞。驚くべきことに、主演の松岡茉優ちゃんが可愛いんですよ! もう、それに尽きる一本という感じがします。しかも、可愛いだけでなく、セリフ回しが抜群に上手いんですよ! 「ブスじゃないんだけどモテない子」の絶妙なバランス! …

5/1『ラッカは静かに虐殺されている』

『ラッカは静かに虐殺されている』を観賞。シリアの残酷な現状を写し出す過激なドキュメンタリーでした。 そもそもラッカとは、シリア北部の街。過激思想&武力拡大するテロ組織=「イスラム国」により、牛耳られてる街なんです。もう、やりたい放題なんです…

4/30『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観賞。10年目突入のDC映画。記念すべき19本目。もう、そんなけキャラ増えたら収拾つかないわ!と思いきや、ご安心ください! 見事にバランスの取れたファン映画! だって、スターク社長とストレンジが言い合い…

4/21『レディ・プレイヤー1』

『レディ・プレイヤー1』を観賞。本作は巨匠スティーヴン・スピールバーグのやりたい放題が暴走した一本! 果たして、映画好き以外、楽しめるのか?疑問な作品でもありました。 2045年の未来世界。エネルギー危機、地球温暖化、飢餓、病気の蔓延……とバード…

4/15『ワンダーストラック』

『ワンダーストラック』を観賞。ちょっと変わってるノスタルジックなヒューマンドラマ。「変わってる」とは、2つの話が同時進行していくストーリーなんです。 1人目の主人公は、1927年の生まれつき耳の聞こえない女の子。母親がいない孤独な女の子。彼女の…

4/15『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』を観賞。今まで『レオン』や『フイフィス・エレメント』などジャンル無双なフィルモグラフィを作ってきたリュック・ベッソン監督の中二病爆発SF大作。 銀河パトロールの連邦捜査官である主人公=ヴァレリアンが悪党の謎…

4/14『リメンバー・ミー』

『リメンバー・ミー』を観賞。『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』を作ってきたピクサーの新作は、まさかの死者の国! 舞台はカラフルで陽気なメキシコ。冒頭からピクサーらしい明るい音楽で始まります。ですが、なんと主人公の家族は音楽禁止…

4/14『パシフィック・リム: アップライジング』

『パシフィック・リム: アップライジング』を観賞。巨大なロボットと怪獣の戦う男の子の夢映画の続編。 前作から10年後という設定ながら、冒頭で「前作のおさらい」をスマート&コンパクトに挿入してくれる親切設計。お陰で、前作の細かい記憶を失っていたボ…

4/14『ボス・ベイビー』

『ボス・ベイビー』を観賞。 ドリームワークスのアニメ映画。今作でまず怖いのがストーリーのほとんどが主人公の少年の妄想という事が前提で話が進んでいくんです。 両親の愛を一身に受けていた主人公の少年。そんなある日、弟となる赤ちゃんを連れて、両親…

4/14『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観賞。ロビン・ウイリアムズ主演の大ヒット命懸けスゴロク・アクション映画の続編。ですが、1作目を観てない&もう20年前の映画なんて忘れた方々にも親切な心機一転仕様。 前作のスゴロクから、テレビゲーム…

3/13『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』を観賞。巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督+トム・ハンクス&メリル・ストリープのオスカー俳優セット。アメリカの新聞社で起きた実話の映画化。……もうこれだけで、映画好きのハートを一気にカツアゲできる豪華…

4/13『娼年』

『娼年』を観賞。爽やかイケメン俳優=松坂桃李くんが男の娼婦になるというインパクト大な作品。たまたま知り合ったマダムが男の子の売春クラブを経営しており、説明なしの強制スカウト。試験セックスにチャレンジ。女性やセックスをナメまくってた主人公は…

4/9『ウインストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』

『ウインストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』を観賞。本作は冒頭から、「世界一の嫌われ者」と言われていたウインストン・チャーチルがイギリス首相に就任。所が、時代は1940年の第二次世界大戦の真っ只中。戦況は、もうすでに絶体絶命のピンチ…

3/11『15時17分、パリ行き』

『15時17分、パリ行き』を観賞。2015年の夏にヨーロッパで起きた過激派イスラム国による列車の中での無差別テロ=タリス銃撃テロ事件。本作は、その事件で犯人を取り押さえ、乗客554人を救った3人の青年を描いた作品なんです。実話映画ってことです。 でも…

3/11『シェイプ・オブ・ウォーター』

『シェイプ・オブ・ウォーター』を観賞。もう半魚人が映画界へ帰ってきた……というだけでテンションの高揚を抑えきれないですが、まさかの第90回アカデミー賞で4部門を受賞ですよ。時代はモンスターですね!!とは言え、半魚人が主人公って訳ではないんです…

3/11『グレイテスト・ショーマン』

『グレイテスト・ショーマン』を観賞。カンバーバッチと並んで女性が無条件に好きなものこそ、ミュージカル。もはや、ウーマン・スプロイテーション(女性搾取)映画と呼びたい昨今のママゴト・ミュージカル。今作も、実在の人物であるサーカスの生みの親=P・…

3/11『スリー・ビルボード』

『スリー・ビルボード』を観賞。 最近、観た作品の中でも一際は面白かったのが、本作。 娘を殺され、捜査の進展がない事に腹を立てた主人公の肝っ玉かーちゃん。舞台となる田舎町の道路に3つの広告看板を出すんです。その広告には警察署長への批判を実名で…

『チームジャックちゃんが読んだシンデレラ公演 Cendrillon サンドリヨン』

チームジャックちゃんが読んだシンデレラ公演 Cendrillon サンドリヨンチームジャックちゃんが読んだシンデレラ公演 Cendrillon サンドリヨン本日、『マーメイドブーツ』に続いて、『チームジャックちゃんが読んだシンデレラ公演 Cendrillon サンドリヨン』…